私の勉強方法:BEC



BECは2番目に受験した科目でした。
試験が近づくにつれ学習方法が変わったので、初期・中期・後期で分けています。
基本は全科目共通で、特徴に合わせて微妙にやり方を変えました。

BECに掛かった勉強時間

掛かった時間は107時間。単位取得:32時間 + 試験対策:74時間です
他の科目同様、単位取得にかかった時間も、テキストを読んで問題集を解いてたので、実質的には全部試験対策です。

ただし単位取得しないと受験自体できませんので、単位取得が先です。

私は全科目合わせて220時間かかりました。これが過ぎて初めて純然たる試験対策に移行できます。

初期:テキスト消化&単位取得段階

初期ではテキストと問題集をざっと理解し、取り急ぎ単位だけ取りました。
この時期は当然紙媒体とペンを使うので、机が必要です。勉強場所が限定されます。
時間の確保に苦労しました。

講座ではテキストにマーカーをガンガン引きました。講師が読み上げたところは全部マーカーを引き、わかりやすい例があればそれも書き込みました。

BECに関しては、他の科目のように何か意識したりしませんでした。
(勉強中は余裕と思っていました。後で後悔しました。。。)


講義自体は動画ではなくMP3を使いました。動画は図やリストも出てきますが、基本はテキストからの抜粋でしたので、講師の身振り手振りを見るだけのような気がして使いませんでした。
音声だけで十分と言えます。1.5~2.0倍速で聞き、メモを取るときは止めます。
講義は一回通したらもう見ませんでした。

たまに、分からなくなった時にもう一度授業を聞いたという方のブログを見ますが、時間の無駄と感じたので、二度と聞かなくていいように具体例などは全力でメモりました。

テキストのキリがいい所で、問題集を解きました。最初は時間は測りませんでした。一回目は正答率60%くらいでした。間違えたところはやりなおして、単位認定試験に挑戦です。間違いはメモし、見返せる環境にしました。

認定試験は本試験よりは簡単です。
テキスト1~2周+問題集1周+復習で問題なく突破できました。
このあとは、他の科目の単位取得に移行したので少しブランクがあります。


中期:MC消化&テキスト見直し段階

中期はひたすらテキストと問題集を復習しました。
問題集の正答率を100%に近づけていきます。

まずテキスト全体を最初から見直しました。通しで読んだら、問題集を最初から解きました。一章ずつ取り組まなかったのは、本試験に章などはないからです。全範囲同時に網羅する必要があると考えました。予備校ではテキスト一章→問題集一章を推奨していましたが、試験を意識して無視しました。問題は回答時間も強く意識して解きました。

実質2周以上しているのですが、解説も全部丁寧に読みました。
最初にできていたことも結構忘れているものです。全体を追加で2周もすると、そこそこ定着します。

もう一度テキストに戻り、全部読み直した後で、問題集3~4週目に突入しました。ここでは間違えた部分だけやりました。このあたりから正答率が90%越えしました。回答時間は平均で1問あたり1分を切ってきます。BECは中期迄に問題集を3週しました。

後期:直前対策 (試験8日前~)

負荷が最も重い時期です。BECはWCがあるので、8日前~2日前までの間に、予備校のWC文例集を3回程読み通しました。殆ど英語の勉強です。起承転結を意識しながらなるべく声を出して読んで、暗唱するような気持で読み込みました。この期間にAICPAリリースも3年分解いて、苦手な部分にめどをつけておきました。

2日前からは追い込みです。有給を取ってフルタイムで二日確保しました。BECは比較的テキストが薄いので、まず一日掛けてテキスト全範囲を読み直しました。記憶があいまいな部分はドッグイヤーしていきます。

前日は同じく一日丸ごとかけて問題集を全問解きました(4週目)。
当日は早めに起きて、ドッグイヤー部分だけ読み返しながら試験会場に向かいました。


BECは本当にギリギリの合格でした。。。 
最初に受けたREGが90以上だったことで少し油断していました。

問題集を追加でもう一周して、WCの実践練習に2日程取っていれば、もう少し安全圏だったかなと思います。



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さらに詳細な勉強の進め方はPDFで配布もしています(2019年)。

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