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サイトマップ

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当ブログにお越し頂いてありがとうございます。 構成をわかりやすくお伝えするため、サイトマップを準備しました。 学習の段階にあった記事をご覧頂き、参考になれば幸いです。 試験の基本 はじめに USCPAの試験制度 USCPA 一般的な宣伝文句 勉強時間の目安と学習計画 USCPA合格に必要な勉強時間とは 会計知識と勉強時間の関係 単位要件と勉強時間の関係 英語力と勉強時間の関係 USCPA合格に必要な勉強時間まとめ USCPAに挑戦する前に 正確な学習計画をたてるために 勉強方法 私の勉強方法:REG 私の勉強方法:BEC 私の勉強方法:AUD 私の勉強方法:FAR ***勉強しても結果が出ない時は***

正確な学習計画をたてるために

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現実は計算ほど上手くは行かないもの・・・ CPAの学習を始めた時、私は鉛筆をなめなめの結果、1年での合格を目標にしていました。今だから言えることで、自惚れも良いところですが、当時はこれでも余裕を見たつもりでした。実際には一年半掛かりました。 道半ばで諦める人も多い中、受かっただけ良しと考えることもできますが、計画に対して実績が50%ずれるというのは、仕事なら上司からかなり詰問されますよね。。。 それに、受けるからにはみなさん、それをアピールしたいタイミングがある筈です。 (いつまでに転職活動したいとか、いつまでに会社に報告して異動を交渉したいとか) 私の勤め先でも、定期的に上長に自分の言いたいことを言う機会があるのですが、半年延びたがために、アピールの時期が狙いからズレてしまいました。 私は転職することが目標ではなかったので、多少ずれても大きな問題はありませんでしたが、やはり自分として悔しいです。 受験生の中には、転職年齢等を加味して目標までに受からないと取得する意味が半減する人もいるでしょう。結婚や部署異動を控えていれば、目標時期を過ぎるとそもそも成功率が激減する可能性もあります。計画の精度を上げることは非常に大切です。 今回は、私の勉強時間の推移を月別に切り出したものを紹介します。 読者の皆様の計画作りに役立つことを願って、陥りがちなポイントに光を当てて行きましょう。 環境によって残業時間等も違いますが、一つの指標としてご活用ください。 残業込みでどの程度時間確保できるかについては、最後に少し触れます。 初期 理屈に体がついていかない 私が初期に最も実感したのは、取りかかりに時間が掛ってしまったり、電車の中でついスマホを見てしまったりして、机上では時間も心の余裕もあるのに、実態がついていかないということです。勉強を日常に溶け込ませるまでに時間が掛ってしまうんです。 グラフの最初の方をご覧いただくと、予備校が推奨する勉強時間に到達するまで、約5ヵ月掛っていることが分かります。え、こんなに?と思うかもしれませんが(私も今客観的に見るとそう思えますが)、実際に当事者になってみると、目標としている合格タイミングは一年も先だったりして、「後で十分挽回できる」とか甘く考えちゃってます(実際、挽回は至難の業

私の勉強方法:FAR

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FARは最後に受験した科目でした。 他の科目同様、初期・中期・後期で勉強方法を変えました。 FARに掛かった勉強時間 掛かった時間は237時間でした。 単位取得:72時間 + 試験対策:165時間です。 FARは追加単位の取得では最初に学習しましたが、受験は最後でした。 CPAの基本中の基本であり、元々保有していた簿記2級で大枠は理解していたため、十分な勉強時間さえ確保すればまず受かると考えたからです。 安パイは後回しにした方が、それまでに得たCreditのExpireに対する怯えを減らせます。それでFARはラストになりました。 総勉強時間がREG以上に掛った理由は、ブランクが長かったから、そして確実に決めたかったからです。最初の単位取得の時点から、他の3科目を順番に受験する内に、細かい内容は忘却していました。 初期:テキスト消化&単位取得段階  初期ではテキストと問題集をざっと理解し、取り急ぎ単位だけ取りました。 この時期は当然紙媒体とペンを使うので、机が必要です。勉強場所が限定されます。 時間の確保に苦労しました。 講座ではテキストにマーカーをガンガン引きました。講師が読み上げたところは全部マーカーを引き、わかりやすい例があればそれも書き込みました。 FARに関しては、細かい仕訳を意識して進めると後で勘違いが減るので、小さなことですがジワジワ効く実感がありました。 DebitとCreditを頭の中でイメージすることで、流動・固定間の分類の変化や、受取金利やプレミアムの増減が対前年でどうなったか等、細やかに理解するよう努力しまいた。 講義自体は動画ではなくMP3を使いました。動画は図やリストも出てきますが、基本はテキストからの抜粋でしたので、講師の身振り手振りを見るだけのような気がして使いませんでした。 音声だけで十分と言えます。1.5~2.0倍速で聞き、メモを取るときは止めます。 講義は一回通したらもう見ませんでした。 たまに、分からなくなった時にもう一度授業を聞いたという方のブログを見ますが、時間の無駄と感じたので、二度と聞かなくていいように具体例などは全力でメモりました。 テキストのキリがいい所で、問題集を解きました。最初は時間は測りませんでした。一回目は正答率60

私の勉強方法:AUD

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AUDは3番目に受験した科目です。 REG・BEC同様、初期・中期・後期で分けています。 基本は全科目共通で、特徴に合わせて微妙にやり方を変えています。 AUDに掛かった勉強時間 掛かった時間は157時間。単位取得:48時間 + 試験対策:109時間です 。 他の科目同様、単位取得にかかった時間も、テキストを読んで問題集を解いてたので、実質全部試験対策です。 ただし単位取得しないと受験自体できなかったので、単位取得が先です。 私は全科目合わせて単位取得に220時間かかりました。これが過ぎて初めて純然たる試験対策に移行できました。 初期:テキスト消化&単位取得段階 初期ではテキストと問題集をざっと理解し、取り急ぎ単位だけ取りました。 この時期は当然紙媒体とペンを使うので、机が必要です。勉強場所が限定されます。 時間の確保に苦労しました。 講座ではテキストにマーカーをガンガン引きました。講師が読み上げたところは全部マーカーを引き、わかりやすい例があればそれも書き込みました。 AUDは、監査人になり切ると話がスッと入ってきます。直接会計と関係なくても、例えば、後輩や部下新しい仕事をしてもらうときにどういうポイントをめっぱっておけば間違いないだろうとか、そういう観点でテキストを読みました。 新しい仕事や、きっちりした仕事をやりたがらない人をどう説得するかイメージするのもアリです。こういう時は大抵べき論を突きつけることになると思いますが、その正論を学ぶのがAUDになります。 講義自体は動画ではなくMP3を使いました。動画は図やリストも出てきますが、基本はテキストからの抜粋でしたので、講師の身振り手振りを見るだけのような気がして使いませんでした。 音声だけで十分と言えます。1.5~2.0倍速で聞き、メモを取るときは止めます。 講義は一回通したらもう見ませんでした。 たまに、分からなくなった時にもう一度授業を聞いたという方のブログを見ますが、時間の無駄と感じたので、二度と聞かなくていいように具体例などは全力でメモりました。 テキストのキリがいい所で、問題集を解きました。最初は時間は測りませんでした。一回目は正答率60%くらいでした。間違えたところはやりなおして、単位認定試験に挑戦です。間

私の勉強方法:BEC

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BECは2番目に受験した科目でした。 試験が近づくにつれ学習方法が変わったので、初期・中期・後期で分けています。 基本は全科目共通で、特徴に合わせて微妙にやり方を変えました。 BECに掛かった勉強時間 掛かった時間は107時間。単位取得:32時間 + 試験対策:74時間です 。 他の科目同様、単位取得にかかった時間も、テキストを読んで問題集を解いてたので、実質的には全部試験対策です。 ただし単位取得しないと受験自体できませんので、単位取得が先です。 私は全科目合わせて220時間かかりました。これが過ぎて初めて純然たる試験対策に移行できます。 初期:テキスト消化&単位取得段階 初期ではテキストと問題集をざっと理解し、取り急ぎ単位だけ取りました。 この時期は当然紙媒体とペンを使うので、机が必要です。勉強場所が限定されます。 時間の確保に苦労しました。 講座ではテキストにマーカーをガンガン引きました。講師が読み上げたところは全部マーカーを引き、わかりやすい例があればそれも書き込みました。 BECに関しては、他の科目のように何か意識したりしませんでした。 (勉強中は余裕と思っていました。後で後悔しました。。。) 講義自体は動画ではなくMP3を使いました。動画は図やリストも出てきますが、基本はテキストからの抜粋でしたので、講師の身振り手振りを見るだけのような気がして使いませんでした。 音声だけで十分と言えます。1.5~2.0倍速で聞き、メモを取るときは止めます。 講義は一回通したらもう見ませんでした。 たまに、分からなくなった時にもう一度授業を聞いたという方のブログを見ますが、時間の無駄と感じたので、二度と聞かなくていいように具体例などは全力でメモりました。 テキストのキリがいい所で、問題集を解きました。最初は時間は測りませんでした。一回目は正答率60%くらいでした。間違えたところはやりなおして、単位認定試験に挑戦です。間違いはメモし、見返せる環境にしました。 認定試験は本試験よりは簡単です。 テキスト1~2周+問題集1周+復習で問題なく突破できました。 このあとは、他の科目の単位取得に移行したので少しブランクがあります。 中期:MC消化&テキスト見直し段階 中期はひたすら

私の勉強方法:REG

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REGは最初に受験した科目です。 試験が近づくにつれて、学習内容が変わっていったので、分けて書きます。初期・中期・後期で分けています。やり方は基本的には全科目共通です。 REGに掛かった勉強時間 掛かった時間は、221時間。単位取得:67時間 + 試験対策:154時間です 。 単位取得にかかった時間も、テキストを読んで問題集を解いていました。なので実質、全部試験対策の時間ですが、この67時間は少なくとも過ぎた後でないと、受験資格が無い状態でしたので、一応分けました。 初期:テキスト消化&単位取得段階 初期ではテキストと問題集をざっと理解し、取り急ぎ単位だけ取りました。 この時期は当然紙媒体とペンを使うので、机が必要です。勉強場所が限定されます。 時間の確保に苦労しました。 講座ではテキストにマーカーをガンガン引きました。講師が読み上げたところは全部マーカーを引き、わかりやすい例があればそれも書き込みました。 講義自体は動画ではなくMP3を使いました。動画は図やリストも出てきますが、基本はテキストからの抜粋でしたので、講師の身振り手振りを見るだけのような気がして使いませんでした。 音声だけで十分と言えます。1.5~2.0倍速で聞き、メモを取るときは止めます。 講義は一回通したらもう見ませんでした。 たまに、分からなくなった時にもう一度授業を聞いたという方のブログを見ますが、時間の無駄と感じたので、二度と聞かなくていいように具体例などは全力でメモりました。 テキストのキリがいい所で、問題集を解きました。最初は時間は測りませんでした。一回目は正答率60%くらいでした。間違えたところはやりなおして、単位認定試験に挑戦です。間違いはメモし、見返せる環境にしました。 認定試験は本試験よりは簡単です。 テキスト1~2周+問題集1周+復習で問題なく突破できました。 REGは、単位取得のあとそのまま試験対策に移行しました。唯一、単位取得から本番対策の間にラグが無かった科目です。 中期:MC消化&テキスト見直し段階 中期はひたすらテキストと問題集を復習しました。 問題集の正答率を100%に近づけていきます。 まずテキスト全体を最初から見直しました。通しで読んだら、問題集を最初から解きました。一章ずつ取り組まなかったのは、本試験に

USCPAに挑戦する前に

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USCPAに合格するまでに必要な時間と費用は、どれくらいでしょうか? 予備校の選択や、勉強のやり方次第で、対価は変わってきます。しかし、やはり相応の犠牲は覚悟しなければいけません。USCPAは、本当に受ける価値のある資格でしょうか? 1日2時間勉強しようとしても、現実的にどうやって時間を作るか考えてみると、意外と難しかったりします。 実際には突発的に忙しくなったり、体調が優れなかったりで、思い通りに行かないことも少なくありません。 そんな毎日のを過ごしていると、途中で諦めてしまう方も数多くいます。 やると決めたのに撤退する羽目になるのが、一番もったいないです。 ここでは、ざっくり80万円と1000時間掛かると想定します。 数字にすると簡単ですが、これだけの時間とお金があれば、結構いろいろなことが出来ます。 本当に足を踏み出す前に、少し想像を働かせて、覚悟があるか確認しておきましょう。 ~80万円で買えるプライスレスな時間 80万はそう簡単に貯まる金額じゃないですよね。貰うお給料にもよりますが、一年でこれだけ貯まれば上々じゃないでしょうか。 これだけのお金を一度に使う経験なんて、そうは無いと思います。 独り身なら、地球の反対側に行けますし、彼女がいれば、ホテルのスウィートで、それなりの婚約指輪を買ってプロポーズしてもお釣りがくるでしょう。 奥さんがいるなら、労いも兼ねてもう一度新婚旅行に行けます。家族を連れて夏休みにハワイに行くのも楽しそうです。子供がスポーツ好きなら、憧れの本場で試合観戦もいいでしょう。 これだけの金額をポンと出せれば、大切な人たちと一生モノの思い出が作れます。 もちろんUSCPAも一生モノの資格ですが、やり抜かなければ何も残りません。 お金の使途が本当にこれで正しいのか、改めて迷ってみては如何でしょう? ~1,000時間は意外と高くつく 1,000時間って、どうやって捻出しようとしています? 通勤時間を活用することも出来るかもしれませんが、実は大部分が仕事を早く片付けたり、睡眠を削る前提ではないでしょうか。 これは、それだけの時間を仕事に回せるとも言えます。 私も普段、「やったほうがいいけど今やらなくてもいいこと」は後回しにてしまいがち