単位要件と勉強時間の関係


USCPAを受験するには、一定数の会計とビジネスの単位を取得が必要です。
単位要件と勉強時間はどのように関係するでしょうか。

これは大学の単位で良いのですが、日本の受験者がUSCPA受験を思い立った時、単位が全て揃っていることは多くはないんです。

  • 州によって違う出願用件

日本人の受験者が多い州は、後でライセンスを取得する時のハードルが比較的低い、ワシントン州やグアム州なのですが、これらの州で受験するには、米国の学歴評価機関で認めてもらえる会計・ビジネス単位が夫々24単位ずつ必要になります。
 ※投稿時点。この他、総単位数の下限設定などもあります。

上記の2州の受験が比較的多い理由は、全科目合格後に、ライセンス登録するための職務要件(実務経験)が、他の州と比較して幅広いからです。



全科目合格しても、ライセンス登録しない限り、名刺にUSCPAと記載することはできません。
裏技的な方法として、単位要件の少ないアラスカ州で合格実績を作ったあと、実績をワシントンに移してライセンス登録する方法があるようですが、この場合ワシントン州に認められる何らかの実務経験が必須になります。

実はグアム州には、使用に制限はありますが、実務経験が全くなくてもライセンス登録できるInactive Licenseというものがあり、これを狙う場合、どこの出願するにしても、出願時点でグアム州の要件(24+24)を満たしていることが要求されます。少ない単位でアラスカ州に出願し、全科目合格しても、合格実績をグアム州では認めてもらえませんので、注意が必要です。

ここでは、ビジネス単位・会計単位が無い状態から、ワシントン州・グアム州に出願するために必要な追加時間について考察していきます。

  • 単位取得に必要な勉強時間

州の要求によっても違うので一般化しにくいですが、一例として、私が単位の取得に掛けた時間は約180時間でした。単純計算すると1,000時間の約1/5です。結構な時間ですね。
私は会計単位もビジネス単位もゼロの状態から始めましたので、参考値としては悪くないと思います。

一方で、単位取得に掛かる時間は、まるごと勉強時間の増加に繋がるわけではないんです。なぜでしょうか?

  • 単位取得に掛かる時間は、試験勉強そのものを兼ねる

予備校を使う前提での話しになってしまいますが、実は追加単位の取得に掛かる時間は、大部分が試験対策に直接つながります。各社とも教材やサポート制度が工夫されていて、提携大学の単位を取る過程で、本試験の勉強にもなるように設計されているんです。

私が費やした180時間も、試験と関係ない範囲はゼロに近いほど少なく、これによって勉強時間が多く掛かってしまったという印象はありませんでした。ただし一点だけ、注意しておく必要があります。

  • 単位の追加取得は「勉強期間」には大きく影響する

足りない単位を後から追加しても、全体での勉強時間には大きく影響ないと言うことは、上述の通りです。しかしながら、合格までの期間には大きく影響してきます。

例えばグアム州でのライセンス取得を目指す場合、単位は出願の時点で全部揃っている必要があります。なので単位ゼロで学習を始める場合、科目ごとの対策に入る前に、全科目を一旦通して学習しなければいけません。

また、予備校によっては、「三か月で○単位まで」など、一定の期間で取得できる単位の数に上限があったりします。単位が大きく足りないと、足止めを食らいます。

USCPAに興味を持っている方で、短期合格を狙っている方は、受験する州の出願要件・ライセンスの取得要件と、各予備校の単位取得の条件をしっかり確認しておくことをおすすめします。


次は、Last but not leastで、英語力と勉強時間の関係に移ります。





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